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書店流通の仕組み
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1.取次店
一般的に、出版された本は、出版社から取次店を通じて書店に送られていきます。
      出版社→取次店→書店
取次店には、トーハン、日販、日教販、鉄道弘済会などがあります。大手出版社は、これらの取次店と契約し、様々な書店に配本していくわけですが、零細の出版社(出版社全体の9割以上)では、出版数も少なく、出版も不定期なため、これらの取次店とは、ほとんど取り次ぎ契約をしていません(してもらえません)。そこで、これら零細出版社では、取次店の取次店として、星雲社と契約し、星雲社を通して書店への配本を行っています。
      出版社→星雲社→取次店→書店
自費出版のほとんどは、このように、星雲社を通して書店に送られています。星雲社が出てくる以前は、取次店から拒否されると、出版しても、絶対に書店には配本されることはありませんでした。大手出版社以外の良質な出版物を一般に流通させているという意味で、星雲社の存在意義は大きいと言えます。
2.注文販売と委託販売
契約の項でも触れましたが、本の販売には、委託販売と注文販売があります。注文販売とは、書店から出版社に注文があって初めて本が流通していきます。読者や書店の店員さんなどが、取次店に注文してくれれば、本は書店に並ぶことになります。逆に言うと、注文がないかぎり、書店の店頭には、本は並びません。
委託販売は、取次店に出版社が販売を代行してもらうシステムです。取次店は委託された本を書店に配本しますので、店頭に本が並ぶことになります。ただ、、全国には書店が2万軒以上ありますので、たとえ1000冊作ったとしても、20数軒に1冊しか、配本されませんし、売れなければ、取次店に返本されてしまいます。住んでいる所の近くの書店に配本してくれる出版社もあるようですが、大抵は大きな書店に数ヶ月置かれて、返本されるというのが、一般的ではないでしょうか。
出版社によっては、委託販売をしても、手数料がかかるだけなので、注文販売を勧める所もあります。今は、インターネット書店なども増えていますので、注文販売でもWeb書店には登録されているようです。
3.電子出版
電子出版というのは、インターネット上でダウンロードして販売する方式になります。しばらく前、アメリカでホラー作家のS.キングが行って話題になりました。書店には販売せず、ネット上だけで販売する方式をとり、ベストセラーになったようです。日本でも、携帯で読む小説など、次第にひろがってきているようですが、自費出版では、まだ、いらないような気はします。電子出版でしたら、自分でブログを作って、そこで発表したらいかがでしょう。
4.まとめに代えて
本を作った後で、どのような販売方法を選択するかですが、自費出版した本は、よほどの幸運がない限り、売れません。だいたい、大手の出版社が手がけた本でも、関係者以外にはほとんど売れない本が大半です。何のコネもなく、自費出版した本がベストセラーになるのは、宝くじに当たるくらい難しいことでしょう。売れる売れないとは別に、自分の本ができるというのは、また違った喜びを感じさせてくれます。お金に余裕がある人は委託販売を、少しでも安くと考えている方は、注文販売をお勧めします。ちなみに私は、出版社から、書店に配本しても、手数料がかかるだけです、という説明を受けて、注文販売にしました。注文販売でも、amazonなどのネット書店で紹介され、予想外でしたが多くの図書館から注文が来て、購入してもらいました。力のある同人誌でしたら、作品集をただ製本するのではなく、自費出版してしまっても良いのではないかと考えています。費用はそれほどかわりませんし、なにより、本になって、図書館に入ると嬉しいものです。(自分で図書館に寄贈するという手もあります。リクエストする方法もありますが・・・)。